鯖江市議会 2015-12-18
平成27年12月第403回定例会−12月18日-05号
平成27年12月第403回
定例会−12月18日-05
号平成27年12月第403回
定例会
第403回
鯖江市議会定例会会議録
…………………………………………………………………………………………
平成27年12月18日(金曜日)午前10時00分開議
…………………………………………………………………………………………
〇
出席議員(20人) 1番 福 野 葵
2番 大 門 嘉 和
3番 山 本 敏 雄
4番
佐々木 一 弥
5番 福 原 敏 弘
6番
佐々木 勝 久
7番 小 竹 法 夫
8番 林 太 樹
9番 遠 藤 隆
10番 帰 山 明 朗
11番 石 川 修
12番 奥 村 義 則
13番 木 村 愛 子
14番 丹 尾 廣 樹
次に、
議案第74号
鯖江市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定については、
理事者の説明を了とし、特段申し上げる
質疑はありませんでした。
次に、
議案第76号
鯖江市
農業集落排水処理施設設置および管理に関する条例の一部改正について、および
議案第77号
鯖江市
下水道条例の一部改正についてでございますが、この案は、
下水道料金の
基本料金を100円、
従量料金をそれぞれ20円ずつ値上げするものである。
鯖江市の
下水道料金は他市よりも高いと言われるが、どのような要因があるのかとの
質疑があり、これに対して、
下水道料金が高額になっている要因として、
鯖江市は地形的に河川が多く、これをクリアするのに
ポンプ場などの施設が必要となり、
建設投資が大きくなったこと、また、
公債費が
ピークを迎えていることなどが挙げられる。現時点では大規模な
改修計画もないことから、今後は
公債費の
ピークを過ぎれば、ある程度経費を抑えていけるのではないかと考えている。市民の皆様には、御負担をおかけすることになりますが、何とぞ御理解をいただきたいとの答弁がありました。
次に、
議案第78号
鯖江市
環境教育支援センターにおける
指定管理者の指定についてでございますが、今回、第3期目の
指定管理者に1団体が手を挙げ、
選定基準を満たした結果、現
指定管理者である特定非
営利活動法人エコプラザさばえを選定したということであるが、今後5年間
指定管理を請け負うに当たり、監査の体制、毎年同じ金額での契約について、どのように考えているのかとの
質疑がありました。これに対して
理事者からは、監査の体制については、
チェック体制を新たに考えながら状況の確認や
情報提供が密にできるように進めていきたい。また、
事業内容については、その年によって力を入れていくべき
事業があるので、団体の
柔軟性を活用しながら、新たな
事業の取り組み、あるいは
事業の組みかえなども考えながら進めていきたいとの答弁がありました。
さらに、
委員からは、
環境教育を精いっぱい行っていただいている中で、今後、ある程度の成果を
指定管理者にも求めていき、そういった面での精査もしていくべきではないかとの
意見が出ました。
次に、
議案第79号
市道路線の認定については、
理事者の説明を了として、特段申し上げるべき
質疑はありませんでした。
以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、
議案第68号、
議案第70号、
議案第73号、
議案第74号、
議案第76号、
議案第77号、
議案第78号および
議案第79号の8件は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決するものと決しました。
以上で
産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(末本幸夫君) 次に、
教育民生委員長の報告を求めます。
教育民生委員長 佐々木勝久君。
〇
教育民生委員長(
佐々木勝久君)登壇
◎
教育民生委員長(
佐々木勝久君)
教育民生委員会に付託を受けました
議案2件について、12月10日に行いました
審査の主な概要および結果について御報告を申し上げます。
まず、
議案第68号 平成27年度
鯖江市
一般会計補正予算(第3号)中、第1
表歳入歳出予算補正、
歳出、款3
民生費、款10
教育費についてでございますが、まず、
民生費の
児童クラブ施設整備費について、来年度から
実施予定の
神明小学校や
河和田小学校などでの
放課後児童クラブの
開所準備に係る費用でございますが、
委員から、
神明小学校の
空き教室で始めるのに伴い、現在の
児童クラブの
受け入れの継続および廃止の予定はとの
質疑に対し、
理事者からは、定員に対して
利用者の少ないところについて、取りやめる方向で検討しているところであるとの答弁がありました。
これに対し
委員から、取りやめや現在定員以上の
受け入れをしている
児童クラブの人数をどのように調整をするのか、友達との関係で変わりたくないお子さんもいるのではないかとの
質疑に対し、
理事者から、学校から
児童館に行くまで、車や雪などの不安があるが、
小学校の敷地内であれば移動での心配がない点も踏まえ、お話ししていこうと思っている。
小学校以外の施設での希望が多い場合にも、定員を10名超えるごとに
補助員1名をつけることになっており、
補助員をふやして対応を行うとの答弁がございました。
また、
委員から、
改修工事も重要だが、
鯖江市の
児童クラブの
運営の全体像はとの
質疑に対し、
理事者から、
児童クラブの
運営は昨年度まで国がガイドラインで
運営基準を示していたが、本年から児童1人当たりの面積や
指導員配置数などの要件を各自治体で決めることになった。要件を超えるところへの対応は5年間の猶予を持たせると条例に規定しており、この5年のうちに対応するが、
指導員や場所の確保などの
運営体制のめどがついたところから順次対応しているとの答弁がありました。
また、
委員から、子供さんを預かるということで、
不審者対策も含め、安心・
安全対策についていろいろなことが問われる時代でもあるので、今回の
整備工事の段階で配慮すべき点も多いだろうと思うので、その辺も十分に留意していただき、整備を進めてほしいとの要望も出されました。
また、
民生費の
障害者福祉費の
児童デイサービス等事業費について、
委員から、今年度
上半期の
利用延べ人数は昨年度
上半期より39%近く増加しているというが、
利用者数の伸びを当初
予算の際、見込めなかったのかとの
質疑に対し、
理事者から、ここ二、三年は
利用者数が45人程度で推移しているため、今年度も若干の伸びでおさまるという
見込みであったが、
見込み以上に伸びた主な要因としては、近隣の福井市などに利用できる
事業所がふえたことで、
利用者の
利用日数そのものがふえたことによるものと考えているとの答弁があり、
委員から、ニーズの把握を的確に行って、当初
予算に
所要額を計上するようにとの要望も出されました。
次に、
教育費の
体育施設整備費について、
鯖江市
総合体育館の
耐震補強工事についてでございますが、
委員から、来年度1年間、
耐震補強工事により
総合体育館が使えなくなることを
各種団体や
利用者へ周知し、市外の施設とも連携をとるということだが、
工事期間中の
各種体育イベントなどに支障はないのかとの
質疑に対し、
理事者からは、
総合体育館の利用の現状は、一般の競技の練習のほか総合型スポーツクラブ、各種競技の協会長杯、また市長杯、県の大会もあり、県の大会は競技団体に他市の会場での開催の検討をお願いしていく。また、市の会長杯などは、市の競技団体がメーンなので、開放学校として利用している小中学校の体育館や公民館併設の体育館などの利用調整の中で、市の大会に譲っていただくよう協議を進めていくとの答弁がありました。
また、
委員から、28年度に市の主催
事業は中止になるのか、また会場はどうするのかとの
質疑に対し、市主催
事業には市民スポーツの日、つつじマラソン、市民なわとび大会などがあり、これらは市内のスポーツ施設や文化センター、スポーツ交流館などの市内スポーツ施設を活用して、市の大会は全て開催する計画
見込みであるとの答弁がございました。
続きまして、
議案第69号 平成27年度
鯖江市介護保険
事業特別会計
補正予算(第1号)についてでございますが、特段申し上げるべき
質疑はございませんでした。
以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、
議案第68号および
議案第69号について、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で
教育民生委員会の報告といたします。
○議長(末本幸夫君) ただいまの報告に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
20番 菅原義信君。
〇20番(菅原義信君)登壇
◆20番(菅原義信君) ただいま各常任
委員長の報告のあった中におきまして、幾つかの点で反対の
意見を述べ、討論に参加をいたしたいと思います。
その前に、先ほど総務常任
委員長が報告された中におきまして、第72号、マイナンバーに関する
議案でありますけれども、これが全員の賛成であったと、こうした報告がなされたわけであります。しかし、これは私の
委員会におけますミスでありまして、反対をここに改めて申し上げて、訂正させていただきたいと、こういうぐあいに思います。
それで、まず第1にはマイナンバーに関してであります。
せんだって大阪の堺市の元選管の職員が、選挙人の名簿を私的に持ち出してをして、対外的に流用できるような状態に置いておいたということが事件として報道されました。セキュリティーが万全であったとしても、結局は人が扱うものであって、悪用の
リスクは排除できないということの一つの証左だと思うのであります。
それともう一つは、今日でもそうでありますけれども、幾つかの点で今まで軽減税率にかかわっていろいろな議論がなされてきたわけであります。その軽減税率にかかわってでありますけれども、財務省の案の中におきましてマイナンバーを利用すると、こうしたことが持ち上がっていたということであります。つまり、対象品目について、マイナンバーを提示した者の中で、軽減税率の対象となる方について特定をし、その分については還付をすると。こうした制度を導入してはどうかというのが財務省の案の中にはあったそうであります。
つまり、国家が個々人の社会生活全般を一元的に管理、掌握できる、そうした制度がマイナンバーの制度だと思うのであります。消費動向まで把握できてしまう。そうしたものになってしまうわけであります。こうした制度が導入されるということに対しましては、やはり薄ら寒いものを感じざるを得ないところであります。したがって、第71号、第72号については反対だということを申し上げておきたいというぐあいに思います。
それと、第74号、第76号、第77号でありますけれども、この件については、一般質問の中でも私、触れさせていただきました。要は、
下水道事業というのも市民にとってはライフラインの一部でありますし、社会福祉を支える重要な施策の一環だということであります。そうした観点がやはり薄らいでくるのではないか、そうした懸念を持たざるを得ません。そして、料金値上げをしやすいと申しますか、そういうことが一目瞭然となるような、そしてその結果、料金値上げを、安易とは申しませんけれども、できやすいような、そうした会計制度になるのではないかと、こうした不安を持っているわけであります。それと、こうしたこととかかわりまして、料金値上げそのものについては、先ほどの
委員長報告の中にもありましたけれども、各自治体の中におきましては、
鯖江市は上位のランクでもって料金体系が高いということになっているわけでありますし、そうした傾向を一層強めてくるのではないかという懸念を持たざるを得ないところであります。
それともう一つは、第68号 一般会計の
補正予算についても、一言述べて反対の立場を表明しておきたいと思います。これも
委員長報告の中でも触れられてはいましたけれども、一方では、
下水道料金でありますとか、あるいはこの間医療、介護あるいは子育てにかかわって市民負担というものが随分ふえてきているわけであります。そうした中にあって、今回、
財政調整基金へ1億7,000万、
減債基金へ5,000万の積み増しをすると、こうした案が提示をされているわけであります。再来年からは消費税も10%に引き上げられると、こうしたことが言われているわけでありまして、一層市民負担というものが大変大きなものになってくるわけであります。こういう中で、財調基金に積み増しをするという財政
運営のあり方に対しては、大きな疑問を持たざるを得ないところであります。
こうした趣旨をもちまして第68号、第71号、第72号、74号、76号、77号については反対を表明しておきたいというぐあいに思います。
以上でございます。
○議長(末本幸夫君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に、
議案第68号 平成27年度
鯖江市
一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。本案に対する各常任
委員長の報告は、いずれも可決であります。各常任
委員長の報告のとおり賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第68号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第69号 平成27年度
鯖江市介護保険
事業特別会計
補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第69号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第70号 平成27年度
鯖江市
水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第70号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第71号
鯖江市
個人番号の利用および
特定個人情報の提供に関する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第71号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第72号
鯖江市
個人番号カードの利用に関する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第72号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第73号
鯖江市
地元企業就労者支援住宅の設置および管理に関する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第73号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第74号
鯖江市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第74号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第75号
鯖江市
税条例等の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第75号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第76号
鯖江市
農業集落排水処理施設設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第76号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第77号
鯖江市
下水道条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第77号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第78号
鯖江市
環境教育支援センターにおける
指定管理者の指定についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第78号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第79号
市道路線の認定についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第79号は、原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第3.
議案第80号
鯖江市
教育委員会委員の任命についてから日程第5.
議案第82号
鯖江市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで
○議長(末本幸夫君) 日程第3、
議案第80号
鯖江市
教育委員会委員の任命についてから、日程第5、
議案第82号
鯖江市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、以上3件を一括議題といたします。
理事者の提案理由の説明を求めます。
牧野市長。
〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) それでは、ただいま追加御提案いたしました
議案につきまして、御説明申し上げます。
最初に、
議案第80号
鯖江市
教育委員会委員の任命についてでありますが、
教育委員会委員の瀧波留美子氏が12月25日をもちまして任期満了となりますので、その後任といたしまして笹本憲子氏を新たに任命しようとするものであります。同氏は人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
次に、
議案第81号
鯖江市
公平委員会委員の選任についてでありますが、
公平委員会委員の山田桂久氏が12月25日をもちまして任期満了となりますので、その後任といたしまして
佐々木常雄氏を新たに選任しようとするものであります。同氏は人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
次に、
議案第82号
鯖江市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、
固定資産評価審査委員会委員の高田靖子氏が12月25日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同氏を選任しようとするものであります。高田靖子氏は人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
以上、追加御提案いたしました
議案について御説明を申し上げました。何とぞ慎重に御審議くださいまして、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(末本幸夫君) ただいまの説明に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題になっております
議案第80号から
議案第82号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 異議なしと認めます。
よって、
議案第80号から
議案第82号までの3件については、
委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第80号
鯖江市
教育委員会委員の任命について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第80号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、
議案第81号
鯖江市
公平委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 異議なしと認めます。
よって、
議案第81号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、
議案第82号
鯖江市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第82号は、原案のとおり同意することに決しました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第6.
市会案第6号
年金積立金の専ら被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書について
○議長(末本幸夫君) 日程第6、
市会案第6号
年金積立金の専ら被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書についてを議題といたします。
提出者の提案理由説明を求めます。
教育民生委員長 佐々木勝久君。
〇
教育民生委員長(
佐々木勝久君)登壇
◎
教育民生委員長(
佐々木勝久君)
市会案第6号
年金積立金の専ら被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書につきましては、
意見書の朗読をもって提案理由とさせていただきます。
市会案第6号
年金積立金の専ら被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書。
公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活している。また、特に高齢化率の高い都道府県では
県民所得の17%前後、家計の最終消費支出の20%前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっている。
そのような中で、政府は、成長戦略である「日本再興戦略」などにおいて、
年金積立金管理運用独立行政法人(
GPIF)に対し、
リスク性資産割合を高める方向での
年金積立金の運用の見直しを求め、
GPIFは、昨年10月に変更を公表した。
年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被
保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ確実な運用を堅持すべきものであり、日本経済への貢献が目的ではない。まして、
GPIFには
保険料拠出者である被
保険者の意思を反映できる
ガバナンス体制がなく、被
保険者の意思確認がないまま、政府が一方的に見直しの方向性を示すことは問題であると言わざるを得ない。
リスク性資産割合を高め、
年金積立金が毀損した場合、結局は厚生労働大臣や
GPIFが責任をとるわけではなく、被
保険者・受給者が被害をこうむることになる。
こうした現状に鑑み、本議会は政府に対し、下記の事項を強く要望する。
記。
1、
年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被
保険者の利益のために長期的な観点から安全かつ確実な運用を堅持すること。
2、これまで安全資産とされてきた国内債券中心の運用方法から株式等の
リスク性資産割合を高める方向での急激な変更は、国民の年金制度に対する信頼を損なう可能性があり、また、国民の財産である
年金積立金を毀損しかねないため、早急に見直すこと。
3、
GPIFにおいて、
保険料拠出者である被
保険者の
意見を反映できる
ガバナンス体制を構築すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成27年12月18日。福井県
鯖江市議会。
なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、以上であります。
議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(末本幸夫君) ただいまの説明に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
ただいま議題になっております
市会案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。
よって、
市会案第6号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
市会案第6号
年金積立金の専ら被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書についてを採決いたします。本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
市会案第6号は、原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第7.
市会案第7号 北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書について
○議長(末本幸夫君) 日程第7、
市会案第7号 北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書についてを議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
総合戦略等特別
委員長 小竹法夫君。
〇総合戦略等特別
委員長(小竹法夫君)登壇
◎総合戦略等特別
委員長(小竹法夫君)
市会案第7号 北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書について提案理由の説明をいたします。
現在、北陸新幹線
事業において、金沢・敦賀間開業後に敦賀駅での在来線との乗りかえについて検討が進められています。しかし、認可当初の計画であるフリーゲージトレインの車両開発に見通しが立っておらず、また、敦賀駅での乗りかえにおいて、駅構内での長距離移動を余儀なくされることなど、利用客にとって物理的負担が甚大であります。
さらには、本市を初めとする北陸地方は関西・中京圏とのつながりが強く、平成39年には東京・名古屋間でリニア中央新幹線の導入も予定されており、今後、ますます交流人口が拡大するものと期待されていることなどを考慮すると、乗りかえ利便性が高い福井駅を乗りかえ拠点と位置づけ、北陸地方と関西・中京圏を結ぶべきと考えることは、至極妥当であります。
この問題について、平成25年12月
定例会および平成26年12月
定例会において、同様な趣旨の請願を
総合戦略等特別委員会の前身である総合交通・まちづくり特別
委員会に付託審議され、本会議において趣旨採択となった経緯もございます。
このような状況において、12月9日および12月15日に
総合戦略等特別委員会を開催し、12月9日の
委員会の席上で、牧野市長みずから
鯖江市議会に対して独自の
意見書提出の必要性を説明され、これを受け
委員会で審議した結果、
委員全員一致で
意見書の提出を決したものであります。
以上のような経過を踏まえ、
市会案として
意見書を提出いたしますので、
議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願いをいたします。
では、
意見書の朗読をもって内容説明と提案理由とさせていただきます。
北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書。
本市を初め北陸地方は、関西・中京圏とのつながりが強く、鉄道
利用者は平成22年度で1日当たり2万100人の交流があるほか、さらに平成39年には東京・名古屋間でリニア中央新幹線の導入も予定されており、今後ますます交流人口が拡大するものと期待をされている。
このような状況において、北陸新幹線は、高速交通体系の柱としての日本海国土軸の形成や国土の均衡ある発展に必要不可欠な国家プロジェクトであるとの大局的見地から、新幹線整備
事業とともに、デメリットとなる並行在来線の経営分離についても、本市議会として一定の理解を示してきた。
また、金沢・敦賀間開業3年前倒しが決定した反面、認可当初の計画であったフリーゲージトレインが、車両開発の遅延など、その実現性が非常に危ぶまれている。さらには、現在、敦賀駅での在来線との乗りかえについて検討が進められているが、敦賀駅に併設される新幹線駅は、8階建てビルに相当する地上約24メートルの高さにホームが設置されることや、駅舎自体が在来線駅舎と約200メートル離れた位置に建設される計画であることから、ホーム間の移動には相当の時間が必要になる。
そこで、鉄道
利用者のために、敦賀駅よりも乗りかえ利便性が高い福井駅を乗りかえ拠点と位置づけて北陸地方と関西・中京圏を結ぶべきと考える。
こうした現状に鑑み、関西・中京圏との利便性を確保するため、次のことを強く要望する。
北陸新幹線
事業を取り巻く情勢の変化に対応するため、金沢・敦賀間開業後も福井駅まで特急「サンダーバード」「しらさぎ」を存続させること。
以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成27年12月18日。福井県
鯖江市議会。
なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、内閣官房長官であります。よろしくお願いいたします。
○議長(末本幸夫君) ただいまの説明に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
ただいま議題になっております
市会案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 異議なしと認めます。
よって、
市会案第7号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
市会案第7号 北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書についてを採決いたします。本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(末本幸夫君)
起立全員であります。
よって、
市会案第7号は原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第8.議員の派遣について
○議長(末本幸夫君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件につきましては、地方自治法第100条第13項および
鯖江市議会会議規則第165条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(末本幸夫君) 異議なしと認めます。
よって、配付のとおり派遣することに決しました。
ただいま決しました議員の派遣について、派遣の期間、場所等に変更があった場合の取り扱いについては、議長に一任いただきたいと存じます。
…………………………………………………………………………………………
○議長(末本幸夫君) 以上で、
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
これをもちまして、第403回
鯖江市議会
定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
閉会 午前11時05分...